書きたい時に書けばいいじゃないか
2019/10/22
天皇様即位の礼で放送局とお茶の間が盛り上がる中、僕は「へっ、どうでもいいや」と非国民臭漂うシラケた気持ちを抱きながら、池袋のジュンク堂へ向かった。
若者向け自己啓発コーナーで、以下の本を見つける。
ぼくは会社員という生き方に絶望はしていない。ただ、今の職場にずっと……と考えると胃に穴があきそうになる。
- 作者: フミコフミオ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2019/09/27
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
会社員という生き方に絶望というか、諦めの心境を抱いていたので、購入。
その日のうちに読了。2時間半くらいで読み終わったと思う。
フミコフミオ氏のことは全く知らなかったが、ユーモアあふれる筆致が気になり、氏のブログをざっと確認。
(以下の記事で腹筋をやられる)
はてなブログ内をうろつくのは久しぶりだった。2年ぶりくらいだろうか。
フミコフミオ氏のことを調べていく中で、以下の記事を見つけた。
こんな部分がある。
半年に一回。一年に一回。それがあなたのペースなのかもしれない。毎日更新! 1記事1000文字以上! みたいな縛りを作るのはブロガーとしての命を縮めかねないので避けよう。ブログはもっと自由に気楽にやった方がいい。ブログを続ける秘訣は、自分にとっての最適な更新ペースを見つけることだと僕は思う。
僕の12年にわたるブログライフを振り返って(寄稿:フミコフミオ) - 週刊はてなブログ
この文を読んで、2年以上更新を止めていたブログを再開してみたのだ。
長年止めていた歯車を動かすような感覚。
2年放置したが、それでも特に世の中に伝えたいことが沸いてくるなんてことはなかった。
僕はプロブロガーのように、皆の役に立ちたいモチベーションがあるわけじゃない。
ただ、自分の中にたまってる何かを吐き出す場所が欲しいだけなのかのしれない。
それでもいいのだと思えた。フミコフミオ氏が僕の背中を押してくれた。
書きたいことを、書きたい時に書けばいいじゃないか、と。
のんびり散歩するがごとく、気まぐれに書きなぐればいいじゃないか、と。
次の更新は来週になるのか、来月になるのか、来年になるのか分からないけど、こんなはてなブログの辺境に辿り着いてしまった皆さん、どうぞよろしくおねがいします。